最近、テレビで目にする機会が増えましたね。
YouTube:軽減税率対応レジを導入するなら今! レジ・システム補助金 篇
消費税の10%への税率引き上げと同時に開始される軽減税率制度(余談ですが、「軽減税率」というか、「据置税率」な気もします・・・。)が始まりますが、複数税率に対応したレジ導入に対する補助金のCMです。
この事業については、丁度、昨日23日(日)のことですが、日本経済新聞朝刊に「軽減税率 進まぬ民の備え」ということで、「対応レジ補助、想定の3分の1」という記事が出ていました。
日本経済新聞:消費税増税まで100日 対応レジ補助、想定の3分の1
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「二度あることは三度ある」で再々延期するのか、はたまた「三度目の正直」で今回も増税延期になるのか。再々延期を匂わす政治家の先生方の発言に、正直、「結局、また延期なるのでは?」という雰囲気が醸し出されていたように思います。そのような状況下では、やはり積極的には対応したくないもの。特に、人手もなく何かと忙しい中小事業者にしてみれば当然のことでしょう。その結果が、「想定の3分の1」なのかと。
ただ、増税予定の10月1日まで残り100日余りとなり、レジ補助金のCMをバンバン流すことで、国も増税に向けた環境醸成に流石に本腰が入ってきたように感じます。
もう1つ。21日(金)には、消費税10%引き上げを明記した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」が閣議決定されました。
結論:流石に今回は「三度目の正直」となるのでしようね。
(そういえば、一方で議員定数削減はどこに行ってしまったのでしょうか。)